IT関連の仕事探している方で
客先常駐を行なっている会社の
正社員募集についてみたことはありませんか?
IT関係の仕事をしたけど知識もないしどうしよう
といった方が探しているとよく目にするのが
この働き方の会社の募集が多いのではと思います。
大体のところが未経験OKといった所で
私もIT関係の仕事を探しててdoda や
リクルートエージェントの方と相談にしていた時も
9割ぐらいがこのタイプの会社を勧められていました。
派遣型の仕事や客先常駐の仕事についてしっかり理解しておかないと
私のように入社してから後悔してしまう! なんてことも・・・
そこで常駐型派遣とはいったいどういうものなのか
読んで頂き参考にしてもらえれば幸いです。
目次
雇用形態について
派遣会社の正社員として企業や学校等の
お客様先に勤務し仕事をする
登録型派遣とは違い雇用期間の定めがないことから
無期雇用派遣とも呼ばれています。
基本は月給制で賞与や昇給、福利厚生については
派遣元の就業規則の準ずる。
ただし、ここが重要で休日や勤務時間については派遣先(客先)の
ルールに従わなくてはいけない。
例えば派遣会社の求人票では勤務時間は9時〜18時
土日祝と年末年始が休みとなっていても
派遣先(常駐先)が24時間
営業している会社のシフト制で
月8日間の休日という所だと
単純計算で年に106日間の休日しか
ありません(私の場合はこの形態でした)
派遣会社での会社説明時には
年間休日が120日と聞いていたので
14日間の差が生まれました
上記はあくまで一例ですが
聞いていた話と違うといったことが
でてくるかもしれませんので注意してください
常駐型派遣のメリット(良いところ)
・いろんな会社で仕事ができるので知識や経験、人脈を増やしやすい
常駐先にはその会社の社員はもちろん
他会社から派遣されてきた同じように常駐している方等
いろんな人たちと話せる機会が多いです
そういった環境なので、常駐先のやり方だけでなく
いろんな方の仕事を参考にできることは
1つのメリットだと考えられます
・登録型派遣と違い月給制のため安定した給与が見込める
全てがそうではありませんが、ほとんどの常駐型の契約は
年単位で行われています
例えば、2年間の契約で960万円
1ヶ月あたり40万円の契約を会社同士が結び
そのうちの約7割この例だと
約28万円が給料として常駐している社員に
支払われる感じです
なので契約単金が上がればその分給料が増えていく
逆にいつまでもスキルが身に付かず
どこへ常駐するときも契約金が40万円のままだと
ずっと給料はそのままになってしまいます
常駐型派遣のデメリット(悪いところ)
・勤務形態が入社前と違い、基本的に常駐先に従う
これは先ほどもありましたが、派遣元では9時〜18時
土日祝休みだったとしても
常駐先では、夜勤ありのシフト制勤務等も普通にありえます
私の場合だと常駐先に入る時には深夜の時間があることは聞かされず
常駐して6ヶ月後に派遣会社の担当営業から
次月から深夜勤務が発生すると言われ驚かされました
・常駐型先が決まらないと、給与が一部減らされる可能性がある
これは私が会社を辞めたきっかけになりますが
一社目の常駐先との契約が2年間の契約だったため
勤めを終え派遣元の会社に戻り、次の常駐先を
営業と一緒に探していましたが
ちょうど新型コロナの感染拡大の影響もあり
なかなか外部の人間を受け入れるてくれる会社がなく
1ヶ月程派遣会社の事務所で電話応対や新入社員研修等を
手伝っていました。
当時は私だけでなく同じような人たちが数十名いて
長い人では約3ヶ月派遣元の会社で待機している
という状態の人もいました
そういった状況の時に会社から
このまま次の常駐先が決まらなければ
次月の給与から30%減額した支払いになりますと言われ
悩んだけ結果、妻とも相談し
このまま感染状況もひどくなっていく中で
いつ決まるかわからない常駐先を探すより
退職して別の会社を探す方が賢明だという結論に至りました
最後に
読んで頂ければなんとなく
分かっていただけるかと思いますが
この常駐型派遣という働き方に
私は魅力を感じませんでした
悪い事だけではありませんが
一度経験した身としては明らかに
デメリットの方が多いからです
別の記事で働く場合の注意点も
挙げておりますのでこちらもぜひ
参考にしていただきたいと思います
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