【レビュー】ポケモンレジェンズZAの魅力とは?ストーリー・バトル・探索を総まとめ

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アイキャッチ ゲーム
ほたるび
ほたるび

みなさんほたるびです

『ポケモンレジェンズZA』をクリアしたので、率直な感想をまとめます。

まず最初に言いたいのは──
めちゃくちゃ面白い! ポケモンが好きなら絶対に遊んでほしい!

ポケットモンスター X・Yの後続ストーリーとしても非常によくできていて、物語面の満足度も高め。
加えて、メガ進化の復活やレジェンズシリーズ2作目としての新しい挑戦も盛り込まれていて、“懐かしさ × 新鮮さ” の絶妙なバランスを感じました。

発売前の期待を良い意味で裏切ってくれた作品です。

※本記事には『ポケモンレジェンズZA』のストーリーに関する内容が含まれます。

ネタバレを避けたい方はご注意ください。

ゲーム概要

項目内容
タイトルPokémon LEGENDS Z-A
メーカー / 開発株式会社ポケモン / GAME FREAK (ポケットモンスターオフィシャルサイト)
発売日2025年10月16日(木)
価格パッケージ版:8,128円(税込)/ダウンロード版:8,100円(税込)
(Switch 2 Edition価格)
対応機種Nintendo Switch / Nintendo Switch 2
ジャンルアクション RPG
プレイ人数 / 通信1人(一部コンテンツは通信対応:2〜4人など)
販売形態パッケージ版 / ダウンロード版(両対応)
CERO レーティングCERO-A(全年齢対象)

『Pokémon LEGENDS Z-A』は、“街(都市) × 探索 × 新たなリアルタイムバトル” を掛け合わせた新生ポケモン。
舞台は“大都市型マップ”の「ミアレシティ」。街の散策やサブクエスト、ポケモンとの出会い――探索要素が幅広く用意され、従来のポケモン作品とは一味違った冒険が楽しめます。

  • 舞台はカロス地方ミアレシティ
  • 街中心の探索要素が強め 
  • メガ進化ポケモンとのバトルが熱い
  • リアルタイム性を含む新しい戦闘
  • ポケモンの特性なし

ざっくりまとめるとこんな感じ。

■ ストーリー:XYから5年後、シリーズでは明かされなかったその後をしれる

『Pokémon LEGENDS Z-A』の舞台は、かつて ポケットモンスター X・Y で登場したミアレシティ――。年月を経て、都市再開発が進むこの街で、新たな物語が描かれる。

街の中

街の住人も、ポケモンとの関係性も、かつて知っていた世界とは少し違い
街全体を整備し、「人とポケモンが共存できる街」を目指す開発が進んでおり、住民やトレーナー、ポケモンたちとの関わり方もこれまでのシリーズとは違い変化していることが特徴です。

▸ ワイルドゾーン──都会に潜む“自然とポケモンの場所”

ミアレシティでは、ただの街並みだけでなく、“ワイルドゾーン”と呼ばれる自然とポケモンが共存するエリアが複数存在。
ストーリにもあった都市再開発の1つで、街の中というこれまでになかった特異な空間でも、トレーナーたちがポケモンを探し、捕まえ、育てる──“ポケモンらしい冒険”ができる場所として用意されています。

ワイルドゾーン

● メガ進化が帰ってきた

メガスターミー


ストーリーの核に“メガ進化”が絡むため

XYの延長として受け入れやすくシリーズファンも満足できる内容になっていて、新しいメガ進化ポケモンも増えたりと、ボリュームが増えたのもよかったです。

シリーズ通しても、しばらくメガ進化は登場していなかったので、今後の作品への登場が期待できる要素だったとおもいます。

■ ポケモンバトル:リアルタイム性に“位置取り”要素が強化

今作の戦闘は、前作レジェンズアルセウスと似てはいますが
リアルタイム要素がより強くなり、新しいバトルシステムとなっています。

レジェンズアルセウスではポケモン同士の戦闘になると、標的との対峙演出が入ったり、行動順が決められたりとある程度の決まりの中で戦闘を行っていましたが

レジェンズアルセウス
ポケモンレジェンズアルセウス

今作ではそういったものはなく、相手の間合い入っていれば、複数から攻撃を受けたり、技選択も順番などなく、守るのか攻めるのかといったリアルタイムの判断が重要になってきます。

● 技の当たり判定が「実際に当たるかどうか」で決まる

これまでのシリーズでは、攻撃ヒットの判定は命中率で判定されていましたが、今作では技のエフェクトが実際にヒットしてダメージや効果が発生するのでこれまでの戦闘システムから大きく変更された点です。

かみつく、ひっかく

などの物理技はちゃんと相手に近づき当てないとダメージが発生しません。

そして

だいちのちから、れいとうビーム

などの特殊攻撃は、敵に認知されていると突然画面外から攻撃が飛んできたりと不意打ちを受ける可能性もあるので、使用してくる技についての把握も大事になってきます。

プレイヤーの移動に合わせてポケモンが動くので、相手のこうげきをかわしたりするためにプレイヤーの誘導も必要になり、ポケモンバトルでの操作感は従来作品のターン制のコマンド選択とは別物です。

ただやせいポケモンからプレイヤー自身が狙われるのも、レジェンズアルセウスから引き続きある要素なので安置にいないと、画面外から攻撃が飛んできたりと忙しい部分も出てきます。

説明

● 判断の速さが勝敗を左右する

技を選んで終わりではなく、
技選択から発生までのタイムラグを考えたり、相手の間合いで物理か特殊のどちらで攻撃するなどを考えたりと、リアルタイム特有の駆け引きが必要です。

なので“強い技(威力の高い技)を連打していれば勝てる”タイプのゲームではありません。

■ 探索:1つの街なのに“密度”が高く、歩くだけで楽しい

舞台はミアレシティ一帯。

ミアレシティマップ

広大なオープンワールドではないけれど、狭すぎず、広すぎず、絶妙な密度感 があります。街中には、ボール系のアイテムやファッションアイテムが売っているショップが多く点在していたり、前述したワイルドエリアといった野生ポケモンが集まる区画があったりと、様々な探索要素があり1つの街の中ですが“散策が止まらないタイプのゲーム”となっているのも魅力の1つです

主な探索要素

  • モミジリサーチ
モミジリサーチ
  • ポケモン探し
  • サブクエスト

物語とは直接関係はないですが、クリアするとアイテムがもらえたり、キャラクターの意外な一面が見れたりと楽しい要素の1つです。
個人的にお気に入りだったのが、ポケモンセンターのジョーイさんとバトルするお話でした。他のシリーズでもそんなに絡むキャラクターでもないのでとくに印象に残っています。

ジョーイさん
ほたるび
ほたるび

バトル前のこの表情で、めっちゃ好きになりました

  • カラフルなネジ探し
  • 技マシン探し

とくに ネジ & 技マシン集め はマップに表示されないため、コンプリートを目指すなら計画的に回収しないと、あとでネットなんかで調べても「これ取ったっけ?」現象に確実に悩まされます。

カラフルなネジは↓のような紫の光が出ていてわかりやすくされていますが、自分の目で見つけるしかありません。

カラフルなネジ

ちなみにカラフルなネジとは、冒険に役立つカナリィぬいというお守りと交換でき、持っておくだけで、永続的にポケモンを捕まえやすくなったり、取得できるお金が増えたりと優先的に集めたい道具なので、ぜひコンプリートを目指してください。

カナリィぬい

■ 良かった点

● 育成が過去作よりさらに快適

  • 性格ミントすぐ手に入る
  • 基礎ポイントアップ道具も買いやすい(従来の半額)
努力値アイテム
  • 親分ポケモンは3V以上確定
親分ポケモン3V
  • 基礎ポイントのリセットが簡単(超便利)
基礎ポイントリセット

やり込み勢だけでなく、これまで手を出してこなかった人たちにも敷居が下がってきているように思えます。とくに基礎ポイントのリセットを簡単に行えるのは
長く一緒にいて、愛着のあるポケモン達と戦いたいけどポイントの振り分けがわからずボックス行きになっていたプレイヤーからするとありがたい要素です。

ただ、ここからポケモンを始めるといった人には「???」な要素も多く
このあたりは毎作の課題かもしれません。

● 街とマップの密度が最高

・歩いてるだけで楽しい

・適度に広いけど、迷いにくい

・探索できる場所が多い

“コンパクトなのに豊か”という珍しい都市型マップでといった印象で
迷ってもファストトラベルポイントが適度に配置されているので、リセットがしやすくプレイヤーに優しい作りになっています。

ほたるび
ほたるび

街で見つけたちょっとした看板とか見てるだけでも、けっこう楽しかったりするよ♪

■ 惜しかった点

● ワイルドゾーンの出現ポケモンが把握しづらい

これはクリア後からでもいいので、

「今、このエリアにはどのポケモンが出現してるのか」をマップで確認できれば快適だったと思います。
例えば下の画像だと、ここに生息しているポケモンの中にストライクが表示されいますが、昼間の状態だと出現しません。

ワイルドエリア

またマップ上での表示されていないが、実際には珍しいポケモンが出現しているといったパターンもあるので、わかりやすくしてもらえると嬉しい要素ですね。

● 昼夜切り替わり時に起こるリセット

昼夜切り替え時にやせいポケモンと戦闘中だと

  • 演出後に戦闘がリセット
  • 相手は体力全回復&位置リセット
  • こちらのポケモンだけ体力が減ったまま

という現象が起こる。

せめて「時間切り替え時は戦闘状態も引き継ぎ」になってほしかったところ。

●メガ進化の有無で狭まる選択肢

メガ進化が復活した今作では、ストーリー中でもメガ進化ポケモンが頻繁に登場します。
ステータスが大きく上がるうえに、トレーナー戦でもメガ進化を使われることが多いため、
メガ進化できないポケモンはどうしても不利になりがちです。

その結果、こちらも自然と「メガ進化できるポケモンを入れたパーティ構成」に寄ってしまい、選べるポケモンの幅が狭まるのは残念でした。

さらに今作では “つるぎのまい”“なきごえ” といったバフ・デバフ効果が
時間経過で消えてしまう仕様 のため、
火力で押してくるメガ進化相手には、攻撃や耐久面での工夫がしにくい側面もあります。

メガ進化できないポケモンにも、
「一時的に火力を上げる技」や「メガ進化の強打を軽減する特有技」
のような救済措置があれば、もっとパーティ構成の自由度が広がったのでは…と思います。
(メガシャンデラの高火力は、正直ガチで泣きそうになります…!)

■ 大好きなグレイシアと戯れる

ほたるび
ほたるび

ここからは完全に個人的な話になってきます

※写真センスがないのはご愛嬌で

● 序盤で使える幸せ

こおりタイプはだいたい中盤以降に登場したり、イーブイのゲットが序盤ではできなかったりするのがシリーズおなじみでしたが

今回は序盤からイーブイが出現したり、進化に必要なこおりのいしを落とし物で拾えたりとブイズ系統は比較的早く使用することができます。(捕獲率は優しくない)

好きなポケモンと最初から一緒にいれるって、ゲームの満足度を一段引き上げてくれます。

グレイシア

● 可愛い・癒し・一緒に歩くだけで満足

相変わらず超かわいい
街で連れ歩くだけで癒やされるので、“散策のモチベーションアップ” としても一役買ってくれました。

グレイシア

● ただし物語上の出番は薄め

・街で見かけることがほぼない(モブトレーナーが使ってたのを1回見た程度)

・主要キャラの相棒でもない(前作のカイのようなパートナーにしてるキャラがいない)

・ブイズ使いもいない(個人的にここが残念だった)

つまり、プレイヤーが使わないと姿を見れないレベル で影薄め。

グレイシア好きとしはもう少し物語でスポットが当たってほしかったのが本音でした・・・

エーフェ
ほたるび
ほたるび

ほかのブイズ達はけっこう見かけるのに・・・

● バトル性能:要所での高火力が刺さる場面は多いが・・・

ここでのバトル性能というのはあくまでストーリーやCPU戦での話となりますのでご了承ください。

特殊攻撃の高さは一定のダメージソースとして見込め、安定感はあります。

しかし、

  • 氷タイプなので耐性面は厳しい(半減以下で受けるれるのが少ない)
  • すばやさは速くない
  • 受け出しは基本NG(難しい)

こういった感じでバトルでの扱いは難しく、今作のZAロワイヤルのようなトレーナーとの連戦を想定した場面で前線を張り続けるのは厳しいですが、高い特攻から放てる、タイプ一致のこおり技は魅力の一つだし、使いこなせた時の爽快感はひとしおです。

とマイナス面ばかりあげましたが
今作ではリアルタイムなバトルシステムという観点から
対するポケモンより素早さ数値が劣っているからといって
かならずしも不利になるとはいえません。
相手のすばやさが高くても選択した技によっては同じ優先度の技でも先に繰り出せる可能性は十分にあります。
さらに今作は特性がなくなっていますが被害はほとんどないといえます。
元々特性がめちゃくちゃ強いわけでもなく、むしろ特性依存していたポケモン達には有利に戦えます
例えばメガフシギバナの「あついしぼう」の廃止は、グレイシアと対した時に引かざる負えないといった展開に持ち込みやすいです。

● 暴走メガ進化戦では大活躍!

ストーリー上で戦うことになる暴走メガ進化ポケモンとの戦いでは活躍場面が多かったです。

メガスターミー

メガ進化できないながらも、元々高い特攻と攻撃技として通しやすい氷タイプということもあり、ダメージも稼げる上、敵がプレイヤーを狙うムーブが多めなので、グレイシアの低いすばやさを気にせず、安全なところから攻撃できるといった戦法がとれます。

くさタイプやドラゴンタイプなどの弱点をつける相手。

とくに後半に控えてる4倍弱点をつけるような

・カイリュー

・ジガルデ

などには相性抜群でした。

「いてくれてよかった……!」と何度思ったことか。

なにより、活躍の場面を作ってあげれるのが嬉しかったです!

冷凍ビーム

■ まとめ:ポケモンファンなら間違いなく楽しめる一本

『ポケモンレジェンズZA』は

  • XYの続編として満足度が高く
  • 新しいバトルシステムに挑戦し
  • 都市型探索の楽しさを満喫
  • グレイシア好きもニッコリ(かわいい!)

という、非常に完成度の高い作品でした。

物語のテンポやボリューム面でもちょうどいいと感じることができ、ポケモン育成や図鑑集めもかなりやりやすかったので、時間をあまり取れない人サクサク遊べて満足できる内容だと思います。
とくにレジェンズアルセウスの時に感じていた不便さという点では、かなり改善されており完成度も高い作品だと感じました。

またメガ進化が復活したことで、今後のポケモンシリーズにどんな影響を与えるのかも楽しみの一つです。

メガストーン

さらに2025年12月には、大型の追加コンテンツも配信され、ゲームボリュームもさらにアップするのでまだまだ楽しむことができます。

また、追加コンテンツも遊ぶ予定なので感想なんかをあげたいと思います。

ほたるび
ほたるび

最後まで読んでくれてありがとう♪

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