
みなさんほたるびです
今回は2001年に任天堂から発売された家庭用ゲーム機「ニンテンドーゲームキューブ」についての紹介です。
名前の通り、正方形のキューブ型のデザインが特徴的で、可愛いフォルムが当時のゲーマーたちを魅了しました。
本体カラーはパープルがメインでしたが、ブラックやシルバーなどのバリエーションも発売され、カラフルで親しみやすいデザインが印象的でした。
目次
ゲームキューブ(GC)とは
ゲームキューブは、2001年に任天堂から発売された据え置き型ゲーム機です。コンパクトなキューブ型のデザインと持ち運び用の取っ手が特徴的で、当時としては珍しく8cm光ディスクを採用していました。
発売当初の価格
- 日本:25,000円(税込)
特徴的なポイント
• 専用の小型光ディスク(ミニDVD)を採用
• 取っ手付きで「持ち運べるコンソール」という発想
• コントローラーの握りやすさとボタン配置の完成度の高さ

ゲームキューブのコントローラーは今でも
愛用してる人が多いんじゃないかな!
小ネタ:高い耐久性
ゲームキューブは、その耐久性の高さも話題になりました。YouTubeでは、角に投げられたり、火の中に投げられても動いたというテスト動画もあり、「最も耐久性の高いゲーム機」の一つとしても知られていたりします。
ゲーム業界での立ち位置について
ゲームキューブは、プレイステーション2(Sony)、Xbox(Microsoft)、ドリームキャスト(SEGA)などと競合した第6世代のゲーム機です。
特にPS2はDVDプレイヤー機能もあり圧倒的なシェアを誇っていたため、ゲームキューブはやや苦戦を強いられました。
ゲームキューブ本体の販売台数(最終)
地域 | 販売台数 |
日本 | 約 404万台 |
世界 | 約 2,174万台 |
一方で、任天堂自身の強力なIP(マリオ・ゼルダ・スマブラなど)に支えられ、一定の人気と存在感を維持。また、2006年に発売されるWiiに繋がる試みも多数盛り込まれており、開発思想的には大きな意味を持つハードです。
子供から大人まで幅広い層に向けた作品が揃っており、「他にはない体験」ができるハードとして、一定の評価を得ています。
ゲームキューブソフト 売上トップ10(国内)
順位 | タイトル | 発売日 | 発売元 | 累計売上本数 |
---|---|---|---|---|
1 | 大乱闘スマッシュブラザーズDX | 2001/11/21 | 任天堂 | 1,349,418本 |
2 | マリオパーティ4 | 2002/11/08 | 任天堂 | 902,348本 |
3 | マリオカート ダブルダッシュ!! | 2003/11/07 | 任天堂 | 825,894本 |
4 | スーパーマリオサンシャイン | 2002/07/19 | 任天堂 | 789,989本 |
5 | ゼルダの伝説 風のタクト | 2002/12/13 | 任天堂 | 742,609本 |
6 | マリオパーティ5 | 2003/11/28 | 任天堂 | 697,462本 |
7 | ポケモンコロシアム | 2004/11/21 | ポケモン | 656,189本 |
8 | どうぶつの森+ | 2001/12/14 | 任天堂 | 641,300本 |
9 | マリオパーティ6 | 2004/11/18 | 任天堂 | 527,132本 |
10 | ピクミン | 2001/10/26 | 任天堂 | 507,011本 |
このランキングからもわかるようにトップ10のメーカが任天堂が占めており、64時代に比べてサードパーティからの支援が弱まり、ゲームキューブ時代にはソフトラインナップの幅広さでやや劣勢となってしまったことも苦戦した要因とあげられます。

今では大人気のピクミンもこのハードで登場したんだね!
ほたるびのゲームキューブ ベストソフト紹介
ここからは私ほたるびのぜひ遊んでほしいソフトトップ3を紹介します。
1. ギフトピア

子どもから大人へ――「成長」をテーマにした異色のRPG
『ギフトピア』は、島での生活を通して“大人になるとは何か”を問いかける、任天堂らしい感性豊かなゲームです。
プレイヤーは主人公のポックルを操作し島民たちの願いを叶えながら物語を進めます。
腹減りゲージや夜更かし制限など、現実味あるユニークなシステムも魅力。
個性派キャラクターが多数登場し、それぞれが印象的なエピソードを持っています。
全体にギャグ調ながら、後半にかけて心に響く展開もあり。
ストーリー重視の人や、ちょっと変わったゲームが好きな人におすすめです。
2. スターウォーズ ローグスコードロンⅢ

スターウォーズについては、当時作品をあまり知らない(名前を知ってるぐらい)状態で友達が一緒にやろうと言ってくれたのがきっかけでした。
ベースとなっているのは、映画のエピソード4〜6で簡単ではありますがスターウォーズの映画を追体験できる感じです。
2人協力プレイで遊んでいたので、機体を操作するシューティングがメインでしたが、作品を知らなくても楽しめたゲームでした。
難易度としてはクリアをするだけならそこまで難しくはなく、やり込みとしてはミッションの評価が高いと特典が解放されるといった仕組みもあり、友達と何度も挑戦した記憶があります。
3. テイルズオブシンフォニア

お次は、今でも大人気なテイルズオブシンフォニアです。
テイルズオブシンフォニアは私が初めて遊んだテイルズシリーズでもあります。
当時の私はRPGをポケモン、ドラクエぐらいしか知らない人間だったのでこのシリーズについての知識もない状態で遊んでいました。シリーズ初の3D作品で、ボリュームもそこそこ多く初めてクリアした時は40時間ぐらいかかりました。
この作品で最初に感動したのはオープニングアニメがついていて歌まで流れるところでした。当時は任天堂ハード持っていなくてマリオやポケモンとかだとオープニングで歌が流れることなんたなかったので、衝撃を受けました。
また、私は結構飽き性なのか、ゲームは大体1回クリアするとしばらくそのゲームでは遊ばなくなるのですが、このゲームは図鑑や称号等全て集めて、GC版だけで13周ぐらい遊んでました。

今でも最新機種で遊べるリマスター版なんかも出てるので興味のある方は遊んでみてくださいね。
【おまけ】ゲームボーイプレイヤー
普通のゲームソフトではないけど、個人的にゲームキューブを今でも使いたい理由の一つとして挙げられるゲームボーイプレイヤーの紹介です。
ここでは簡単な説明になりますが、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスのソフトをゲームキューブを介してテレビ画面で遊べるようにしたものです。

例えば上の画面はポケットモンスターエメラルドを、ゲームボーイプレイヤーにつないでテレビ画面で遊んでいる画像をキャプチャしたものです。
こんな感じでレトロゲームの動画配信をしたい人なんかにも重宝されるツールになっていたりします。
最後に
ゲームキューブは商業的にはプレイステーション2の影に隠れていたものの、アイデアやその後のゲームソフトへの影響においては非常に魅力的な作品が揃ったハードでした。
任天堂らしい「驚き」や「発見」に満ちたゲームがたくさん詰まっており、今でもなおファンの間で語り継がれる名作たちが生まれました。
レトロゲームとして再注目されることも多く、今こそもう一度触れてみるのにぴったりなハードかもしれません。あの時代にしかなかったゲーム体験、そして友達や家族と過ごした時間。それこそがゲームキューブの最大の魅力だったのかもしれません。

今こそ遊んでみてほしい名作がたくさんあるよ!
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