
みなさん、ほたるびです
今回はゲームキューブで発売されたちょっと不思議な雰囲気のゲーム『ギフトピア』をレビューします。プレイした当時の印象や今振り返って感じたことを中心にお届けします。

目次
発売情報
- タイトル:ギフトピア
- ハード:ニンテンドーゲームキューブ
- 発売日:2003年4月26日
- 発売元:任天堂
- 開発元:スキップ(skip Ltd.)
- 初週売上:約3.2万本
- 累計売上:約7.1万本(日本国内)
このゲームをプレイしたきっかけは?
当時ニンテンドードリームという雑誌で紹介されていて、興味を持ったのがきっかけでした。独特な世界観に惹かれて購入した記憶があります。今までにない雰囲気があってワクワクしたんです。
全体を通しての感想は?
個人的評価は85点くらい。箱庭のような島で自由に行動できるゲームで、ストーリーもあって目的が見失われにくい構成。ゲームのテーマである「大人になること」について、当時は深く考えていなかったけど、今振り返るとしっかりとしたメッセージが込められていたと感じます。

大人になる”がテーマのゲームって珍しいよね!
ストーリーの印象やお気に入りの展開は?
いきなり式に遅刻して牢屋に入れられるというぶっ飛んだ始まり。島で大人になるには大人式をしないといけなくて、それをやり直すには500万マネが必要。ただ島民の願いを叶えて感謝されることで大人に近づいていくというのがメイン路線なので2種類の目的が用意されている展開が面白かったです。

キャラクターの魅力や印象に残ったキャラは?
登場人物はみんな個性的で、喋り方も面白い!
各キャラクターに役割もしっかりしていて魅力的。ちょっとクセのあるキャラも多くて、それが良いスパイスになっていました。
私の印象に残ったキャラクターは建設や工事をしてくれるヘルメットがトレードマークのメットさんです。ストーリーでの扱いがなかなか壮絶で見ていて飽きない人です。あとチンチロというサイコロゲームを体験させてくれます。こういった理由でとくにお気に入りのキャラクターです
ゲームのシステムやUIについて感じたことは?
操作は簡単だけど、今のゲーム感覚でプレイすると少しストレスを感じるかも・・・
例えばアイテムをかんたに捨てれないや、腹減りゲージが減ると走るスピードが遅きなったりと
サクサクプレイできることを期待していると、違和感を感じるかもしれないから注意してね!
でも夜更かしできない設定など、子どもらしいリアルな制限があって面白い要素になっていると思うよ。
グラフィックや世界観の雰囲気はどうだった?
キャラクターデザインは好みが分かれそうだけど、個人的には嫌いじゃないです。島の雰囲気や建物のデザインは、妙にリアルで印象に残っています。

BGMや音の印象に残ったところは?
BGMは意外と多く、島内で流れるラジオが日替わりでいろいろな音楽が楽しめます。 ミニゲームや場所によっても雰囲気が変わるので、耳でも楽しめる作品でした。
難易度やプレイ時間、やり込み要素については?
難易度は高くなく、ゲームオーバーもほとんどありません。20時間程度でクリア可能。やりこみ要素は少なめですが、ミニゲームの記録更新やお金を貯めることが目標になります。
良かった点はどこ?
ギャグっぽく進むストーリーや、自分勝手なキャラたちに振り回される展開が面白い! キャラクターごとにしっかりストーリーがあるので、人間ドラマ的にも楽しめました。
惜しい・改善してほしい点は?
島という限られた世界だけで完結してしまっているので、外の世界との関わりがもっとあればよかったかも。素材の奉納も割り当てが曖昧なので、もう少し分かりやすいシステムだったら嬉しかったです。
まとめ
『ギフトピア』は一風変わった世界観とユーモア、そして“成長”をテーマにしたユニークなゲームでした。万人向けとは言いづらいですが、刺さる人には強く刺さる作品だと思います。
ちょっと変わったゲームが好きな人にはぜひおすすめしたい1本です!
今はゲームキューブでしか遊べないので、ハードを持ってない人だと少し遊ぶための難易度は高いかもしれません。中古ショップを見てみると、ソフトは2,000円〜3,000円前後で買えたりするので買いやすい値段かと思います。
6月に発売予定のNintendo Switch2では、過去のハードを遊べるニンテンドークラシックにゲームキューブの発表もあったので、ギフトピアが配信されることも、密かに期待しています。

気になった人は、ギフトピアを体験してみてね♪
※レビュー内容は筆者の個人的な感想です。
(最終更新日:2025年4月)
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